
ソウル 9月3日(聯合ニュース) -- パク・チャヌク監督のブラック・コメディ『他に選択肢はない』が、9月3日に公開された。
ソウル3日=和田等】パク・チャヌク監督のブラックコメディ『No Other Choice』が、韓国映画振興委員会(KOFIC)により、来年のアカデミー賞の韓国側公式応募作品に選ばれた。
KOFICの選考委員会は、同作品の「映画的完成度、解雇をめぐる関連テーマ、卓越したアンサンブルの演技、北米の配給会社からの好意的な評価」を決定の主な要因として挙げている。
「この映画は、誰もが共感できる悲劇をユーモラスに描いており、アカデミー賞受賞の有力な候補となるだろう。
同作品は、米国外で製作された作品を対象とするアカデミー賞の最優秀国際長編映画部門に出品される。この部門は、アメリカ国外で製作された映画のみを対象とする。
アメリカ人作家ドナルド・E・ウェストレイクのミステリー小説『The Ax』を映画化した本作は、製紙会社を突然解雇された中年男マンス(イ・ビョンホン)が、再就職のために同業他社を相手に極端な手段をとる姿を描くダーク・スリラーだ。
同作品は先週のベネチア国際映画祭で国際プレミア上映され、批評家の絶賛と好意的な反応を得た。
水曜日の時点で、批評アグリゲーターのRotten Tomatoesでは、この映画のダークなユーモアと社会批評の融合を称賛する19の批評があり、100%という驚異的な数字を記録している。
ジェヨン