
ウ・ジェヨン
7月22日、ソウル--パク・チャヌク監督の『No Other Choice』が、今年のベネチア国際映画祭で栄誉ある金獅子賞のコンペティションに正式招待された。
この発表は火曜日、メインコンペティション部門に出品される21作品を公開するライブストリーミングの中で行われた。
2012年に金獅子賞を受賞したキム・ギドク監督の『ピエタ』以来、13年ぶりに韓国映画が同映画祭の最高賞を争うことになる。
パク監督にとっては、2005年のスリラー『Lady Vengeance』以来、2度目のヴェネチアのコンペティション部門への参加となる。
アメリカの作家ドナルド・E・ウェストレイクのミステリー小説「The Ax」を原作とする「No Other Choice」は、イ・ビョンホン演じる中年男マンスが、突然製紙会社を解雇された後、再就職の決意を固め、行く手を阻む者たちに立ち向かっていく姿を描くダーク・スリラーだ。
人気TVシリーズ『君に不時着』(2019-2020)や映画『交渉』(2018)で知られる女優ソン・イェジンが、マンスの明るく精神的に強い妻アラを演じる。
そのほか、『ハンサムな男たち』(2024)のイ・ソンミン、Netflixの人気オリジナル作品『栄光』(2022)のヨム・ヘラン、『ビリーバー2』(2023)のチャ・スンウォン、『ホスピタル・プレイリスト』(2020)のユ・ヨンソク、『警官の血統』(2022)のパク・ヒスンらが出演する。
パク・チャヌク監督の新作のスチール写真](img7.yna.co.kr/etc/inne...22010500315_01_i_P4.jpg)
「他の選択肢はない』は、同年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した『旅立ちの決断』(2022年)以来となるパク監督の長編作品である。
1月、パク監督はこの映画の脚本を17年近く前に書き始めたと語った。
制作会社CJ ENMが発表した声明で彼は、「長い間、最も作りたかったプロジェクトの撮影をようやく終え、深い感慨を感じています」と述べた。
第82回映画祭は8月27日から9月6日まで開催予定。
"No Other choice "は9月に現地公開される。
ジェヨン