
ソウル3日=和田等】ネットフリックスは3日、世界的な人気を誇る「KPOPデーモンハンター」が、同プラットフォームの人気オリジナルシリーズ「イカゲーム」を抜き、ストリーミング配信史上最も視聴されたタイトルになったと発表した。
この米国のアニメ映画は2億6600万ビューを記録し、映画とテレビの両カテゴリーでネットフリックスで最も視聴されたコンテンツとなった。
架空のK-POPグループ "Huntr/x "を主人公にしたアクション・アドベンチャー "KPop Demon Hunters "は、韓国の世界的現象である "Squid Game "の第1シーズンと米国の "Wednesday "シリーズを累積視聴回数で上回った。
わずか2週間前、『KPOPデーモンハンター』は『イカゲーム』シーズン1(2億6520万ビュー)、『Wednesday』(2億5210万ビュー)に次ぐ3位だった。オンラインストリーミングがピークを迎えていたCOVID-19パンデミック時に公開されたタイトルが記録した視聴者数の記録を塗り替えたことになる。
映画部門では、ドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズが主演した2021年のアクションスリラー『レッド・ノーティス』を抜いて、ネットフリックスで史上最も視聴された映画にもなった。
ネットフリックスは、タイトルの最初の91日間の累積視聴率に基づいてランキングを算出している。6月20日に公開された『KPOPデーモンハンター』は、まだその期間が2週間残っており、トップの座を維持すると予想されている。
同作は、音楽で悪霊を退治するHuntr/xの物語。K-POP文化と韓国のシャーマニズムの要素を融合させたユニークな作品として高い評価を受けている。映画のサウンドトラックに収録されている "Golden "は、ビルボードのメインシングルチャート "Hot100 "で3週連続首位を獲得し、商業的にも成功を収めている。
8月23日から24日にかけて、米国の映画館でこの映画の特別シングアロング上映が行われ、ネットフリックスでもシングアロングバージョンが公開された。
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