
月26日、パリ--韓国の著名なソプラノ歌手、スミ・ジョーが、フランスの芸術と文化への貢献が認められ、月曜日、フランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章した。
この62歳のソプラノ歌手は、パリのオペラ・コミック座で行われた授賞式で、フランス文化省から3階建ての勲章の最高位を授与された。
「このような栄誉を受けることは、私の想像を超えています。今日、頂点を極めたような気分です」とジョーは式典で語った。
「この栄誉は大きな特権であると同時に、新たな始まりでもあります。これからは、若い世代をサポートし、刺激を与えることで、より一層若い世代のために身を捧げたいと思います」と付け加えた。
2025年5月26日、パリのオペラ・コミック座で行われた授賞式で、フランス文化省から芸術文化勲章コマンドゥールを授与された韓国のソプラノ歌手スミ・ジョー(右)。 ](img6.yna.co.kr/etc/inne...26009300315_04_i_P4.jpg)
2025年5月26日、パリのオペラ・コミック座で行われた授賞式で、フランス文化省からフランス芸術文化勲章コマンドゥールを授与された韓国のソプラノ歌手、スミ・ジョー(右)。
1957年に創設されたこの勲章は、芸術や文学の分野で顕著な功績を残した人物、またはフランス文化の世界的な普及に貢献した人物に贈られる。
今回の受賞は、昨年7月にフランス・ロワール渓谷の歴史あるフェルテ・イアンボー城で、才能ある若手声楽家の世界的な活躍を支援することを目的とした初の国際声楽コンクールを立ち上げるなど、最近の貢献も高く評価された。
来年はデビュー40周年にあたるため、ジョーは国内外でさまざまなイベントを計画している。
月には、第1回スミ・ジョー国際歌唱コンクールの入賞者とともに中国と韓国でコンサートツアーを行う。
また、来年は韓仏修交140周年を記念したソロ・コンサートも控えている。
2年に1度のスミ・ジョー国際コンクールは、来年7月に第2回を開催する。