
ファンと歌手の一見甘い関係が険悪になり、30代の女性が服役することになった。
このシンガポール人女性、カサンドラ・ロウは、受賞歴のある台湾人歌手、オリビア・ツァオ(38歳)の長年のファンであった。ロウとツァオは2023年11月にフェイスブックとインスタグラム、そして電子メールでメッセージのやり取りを始めた。ツァオがソーシャルメディアでロウをブロックした後、ロウはツァオ、彼女の代理人、彼女の家族を脅し始めた。こうした脅迫のため、ツァオと彼女の代理人はともに家を出た。
法廷では、ロウがフェイスブックにこう書き込んでいたことが明らかになった。彼女が頑固であればあるほど......私が彼女の両親に何をしようとも、私を責めないでください」とも書いている。
2月、ロウの行動は言葉による脅迫やネット上でのツァオへのストーカー行為から、ツァオを駅まで尾行するまでにエスカレートした。そこでロウはツァオの携帯電話を奪い取り、ツァオの荷物を持ち、ツァオが助けを求める叫び声を上げるなか、彼女の行く手を阻み、ツァオにオンライン・ブロックを解除させようとした。その様子はカメラに収められていた。
駅でのカサンドラ・ロウとオリビア・ツァオのスクリーンショット。
6月5日、新北地方裁判所は、ローをストーカー行為、嫌がらせ、ツァオの安全を危険にさらし、侮辱した罪で有罪とした。彼女は懲役6ヶ月または減刑された罰金を言い渡された:刑期1日につき1,000台湾ドル(約40米ドル)。また、彼女は台湾から強制送還される。
**判決を受け、ツァオはインスタグラムとフェイスブックで、「これは私が最近受け取ったニュースの中で最も慰めになるものです」と書いている。
**出典 **海峡時報](www.straitstimes.com/as...-threatening-her-online)