
5月28日、ソウル発--K-POPガールズグループ、aespaのカリナが、前面に大きく赤い数字の「2」と書かれたジャケットを着た姿をSNSに投稿し、政治的な論争を巻き起こしている。
6月3日に行われる大統領選挙を前に、特定の候補者を支持する意図があったのかどうかという議論が火花を散らし、アーティストはすぐに写真を削除した。
韓国では、赤は保守的な人民権力党と結びつけられることが多く、その候補者である金文洙(キム・ムンス)は選挙でナンバー2として出馬している。
この写真はカリナのインスタグラムからキャプチャーしたものです。 (PHOTO NOT FOR SALE) ](img0.yna.co.kr/etc/inne...28007000315_03_i_P4.jpg)
写真はカリナのインスタグラムより。(写真は非売品)
水曜、所属事務所のSMエンターテインメントは声明を発表し、カリナは "特別な目的も意図もなく "日常生活のひとコマをファンと共有するつもりだったと説明した。
カリナは火曜日の夜、日本で撮影されたと思われる写真をインスタグラムにアップしていた。写真では、黒と赤のミックスジャケットを着て、まっすぐ前を見ている。
しかし、この画像は政治家たちの間で議論となり、彼女のジャケットに目立つ赤い数字の「2」があることから、特定の政党やその大統領候補への支持を示すものなのかと疑問視する声もあった。
この写真がアップされたタイミングは、大統領候補者による最後のテレビ討論会と重なり、さらに憶測に拍車をかけた。
カリナはこの論争が起きた直後に写真を削除したため、インスタグラムではこの写真は公開されていない。
SMエンターテインメントは、この投稿が世間を不安にさせたことを謝罪した。
「カリナは日常的な瞬間をソーシャルメディアに投稿しただけで、それ以外の目的や意図は全くありませんでした。「カリナは誤解を招く可能性があることに気づき、すぐに投稿を削除しました。意図せず世間を不安にさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。"
所属事務所は、このような事件の再発を防止するため、より一層の注意を払うと付け加えた。
sshim@yna.co.kr (終わり)