
報道によると、韓国当局はBTSのメンバージョングクから84億ウォン(約600万米ドル)以上を盗んだハッカーを逮捕した。
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BTSのジョングク| @bts_bighit/X
8月22日(現地時間)、法務部は、ソウル地方警察庁と国際刑事警察機構(インターポール)の合同捜査により、A氏と名乗る34歳の中国籍のハッカーがタイのバンコクから韓国のソウルに身柄を引き渡されたと発表した。
警察の捜査によると、A氏はタイやその他の国々で活動するハッキング組織のリーダーだった。彼らの手口は、ウェブサイトや通信サービスに侵入して膨大な量の個人データを盗んだり、被害者名義の携帯電話アカウントを作ったり、金融機関や仮想資産プラットフォームにアクセスしたりするものだった。このシンジケートは、韓国の富裕層や公人から380億ウォン(約2,710万米ドル)以上を盗んだと報じられている。
このハッキング集団の被害者の一人がジョングクである。報道によると、ジョングクの証券口座は昨年の入隊直後に漏洩した。ハッカーたちは84億ウォン(約600万米ドル)相当のHYBE株3万3000株を譲渡し、そのうち1億2600万ウォン(約9万米ドル)相当の500株が第三者に売却された。
BIGHIT MUSICは、不審な動きを迅速に把握し、さらなる損失が発生する前に残りの株式を凍結したと報じられている。ジョングクはその後、盗まれた株式の買い手を相手取って民事訴訟を起こした。ソウル西部地方裁判所は、Jungkookは個人情報窃盗の被害者であるとして、株式譲渡は無効であるとの判決を下し、盗まれた株式の返還を命じた。
しかし、このシンジケートの有名な被害者はジョングクだけではない。韓国のベンチャー企業のCEOやチェボル会長の中にも被害者がおり、韓国で最も巧妙な金融犯罪のひとつとなっている。首謀者のA氏は、法務部がソウル警察庁やインターポールと協力して追いつめていた。今年4月、タイに入国したとの情報が入り、直ちにタイ当局に緊急身柄引き渡しを要請。直ちに検察と捜査当局がタイに派遣され、現地当局との交渉が4カ月間続けられた末、A氏は韓国に引き渡された。
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**出典ヘラルド社