
ソウル6月24日--BTSのメンバー、スガが自閉症の子どもたちのための治療センター建設のために50億ウォン(約362万円)を寄付したことを受け、世界中のファンから支援の声が寄せられていると、病院関係者が24日明らかにした。
ソウルのセブランス病院は、ミン・ユンギ治療センター建設計画に対する一般からの寄付が、スガの寄付のニュースが公開されてからわずか1日後の午前9時の時点で2億ウォンを超えたと発表した。
菅の本名であるミン・ユンギにちなんで名付けられたこの施設の起工式は、月曜日に病院で行われた。
BTSのスガ(左)が延世大学保健システムのクム・ギチャン主任とポーズをとっている(日付なし)。ソウルのセブランス病院提供の写真](img6.yna.co.kr/etc/inne...24005300315_02_i_P4.jpg)
この新しい施設は9月にオープンする予定で、自閉症スペクトラム障害を持つ若者のためのメンタルヘルスケアとセラピーを提供する。センターは言語療法、心理療法、行動療法を提供し、臨床治療と研究を組み合わせたプログラムを運営する。
寄付金に加え、菅氏は昨年11月から、セブランス病院の児童精神医学専門家であるチョン・グンア氏と協力し、自閉症の子どもたちが社会性を身につけられるようデザインされた音楽ベースのセラピー・プログラムを立ち上げている。
また、3月から今月にかけての週末には、音楽活動を通じて自閉症の子どもたちと関わるボランティア活動も行っている。
この発表を受けて、同病院を運営する延世大学保健システムの対外協力室には、ARMYと呼ばれるBTSのファンや一般の参加希望者からの問い合わせが殺到した。
これを受け、同事務所は公式寄付ページに「ミン・ユンギ治療センター」という選択肢を追加。寄付金は6時間半で1億ウォンを突破し、火曜日の朝には2億ウォンに達した。
また、海外のARMYメンバーもソーシャルメディア上でこの活動を支援することに強い関心を示している。病院関係者は、国際銀行送金オプションが利用可能になれば、寄付総額は大幅に増加すると予想している。
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