
ソウル14日=和田等】現代自動車は14日、韓国の自動車メーカーと英国の有名なアート・ギャラリーが共同で主催する権威ある年次アート・プロジェクトの一環として、ロンドンのテート・モダンで芸術家マレト・アン・サラの作品を公開したと発表した。
今年で10年目を迎えるヒュンダイ・コミッション・プロジェクトは、毎年1人のアーティストを選び、テート・モダンの中心的な展示スペースであるタービン・ホールで展覧会を開催し、革新的な現代アートを紹介する。
サラは、現在ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアに分断されているサプミ地方に住む先住民族サーミ人の視点からエコロジー問題を探求する作品で知られている。
展覧会の一環として、トナカイの皮を電力ケーブルできつく縛った多層構造の彫刻が、テート・モダンのタービン・ホールの高さ28メートルいっぱいに伸びている。
サラの作品は2026年4月までテート・モダンで展示される。
「テート・モダンのタービン・ホールを先住民の歴史、知識、実践に根ざした空間へと変貌させるマレ・アン・サラの重要な作品によって、ヒュンダイ・コミッションの10周年を祝えることを嬉しく思います」と、現代自動車のアート・ディレクター、チェ・ドゥウン氏は語った。
現代自動車は今年初め、2014年に始まったテート・モダンとのパートナーシップを2036年まで延長すると発表した。
テート・モダンのベン・フィッシャーが提供した写真は、英国のアートギャラリーで開催された現代委嘱展でのマレ・アン・サラのアート作品である](img0.yna.co.kr/etc/inne...14002000320_02_i_P4.jpg)
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