
ソウル24日=和田等】大手シネマコンプレックス(複合型映画館)チェーンのCGVは24日、ロサンゼルスにあった最後の映画館を閉館し、北米市場での15年間の営業に終止符を打ったと発表した。
「多くの検討の結果、CGV LAを永久に閉鎖するという難しい決断を下しました」と同社は米国のウェブサイトで述べ、日曜日が最終営業日であったことを明らかにした。
CGVによれば、この決定は、より競争力があり、パフォーマンスの高い専門映画館--4DXとScreenX--に戦略的にシフトするために下されたものだという。
CGVの米国事業は、2010年6月にLAに600席の劇場をオープンして始まり、2017年にはブエナパークに1,187席の劇場をオープンした。2021年9月にはサンフランシスコに14席の大型劇場がオープンした。しかし、COVID-19の大流行と映画ファンの減少を受けて、サンフランシスコのロケーションは2023年に閉鎖され、ブエナパークの劇場は昨年閉鎖された。
事業戦略を転換し、同社は現在、特化した劇場技術の拡大に注力する計画だ。この動きは、北米における4DXおよびScreenXフォーマットの収益が前年同期比47%増という大幅な伸びを示し、今年上半期には5500万米ドルに達したことが後押ししている。
CGVは、自社で映画館を運営する代わりに、他のシネコン事業への没入型ハイテク・システムのマーケティングとライセンス供与に集中する見込みである。
CJは全世界で772の4DX映画館と439のScreenX映画館を運営している。
CGVの米国ウェブサイトのスクリーンショット](img1.yna.co.kr/etc/inne...24006700315_02_i_P4.jpg)
ジェヨン