
K-POPアイドルであることの素直な魅力のひとつは、間違いなく経済的な側面だ。売れっ子アイドルは高収入で知られ、そのおかげで贅沢な生活を送ることができる。しかし、それはすべてのアイドルが同じなのだろうか?
10月20日に放送されたチャンネルAの『ベスト・フレンド・ドキュメンタリー』では、アイドルの経済的な側面が取り上げられた:Table for 4』では、伝説の第一世代ガールズグループS.E.S.のバダが、アイドルになる夢を追いかけながら貧しさと戦わなければならなかったことを語った。
バダ| @bada0228/Instagram
このエピソードの中でバダは、父親がパンソリ(韓国民謡)の演奏者であったため、自分自身が歌手になったのは自然な成り行きのように感じたと話した。生活は快適で、プール付きの私立幼稚園に通っていた。しかし、父親が病気になると、彼女の生活は一夜にして一転した。
医療関係者は、父親の余命は6カ月だと家族に告げた。薬はとても高価で、結局、服用を中止せざるを得なかった。一家は出費を抑えるために田舎に引っ越したが、不幸にも賃貸詐欺の被害に遭った。結局、バダさん一家はプレハブ住宅に住むことになった。
経済状況があまりに悪化したため、両親は芸術高校への進学を思いとどまらせようとした。バダがどうしてもと主張すると、病気の父親は彼女の教育資金を稼ぐためにナイトショーを始めた。「藁の靴を履いて家を出て行く父親を見て、私は成功しなければならないと決心しました」と彼女は付け加えた。
母親は病院の食堂でも働き、その後、伝統的な診療所で何年も薬草を煮ていた。S.E.S.が実現するまで、彼女の経済状況は改善されなかった。
特に悲痛な思い出を語ったバダは、グループのマネージャーが休日に初めて彼女の家に立ち寄ったとき、プレハブの家をトイレと間違えたことを思い出した。このアイドルはまた、両親が冷たい水でシャワーを浴びているのを知っていたため、寮で温水などの設備を使うことに罪悪感を感じていたことも思い出した。
SMエンターテインメント**初のガールズグループ、S.E.S.のリーダー兼メインボーカルとしてデビューしたバダが、成功の約束を果たし、その名を知られるようになったのは言うまでもない。メンバーの中で最も長くアーティストとして活動し、ソロプロジェクトやミュージカルに出演した。現在、このアイドルは夫と娘とともに贅沢な生活を楽しんでおり、不敗の忍耐の模範として堂々としている。
出典:MKニュース