
ウ・ジェヨン
ソウル26日=和田等】釜山国際映画祭(BIFF)組織委員会は26日、同映画祭の世界的な地位と競争力を高めるため、初のコンペティション部門を立ち上げると発表した。
新設されるコンペティション部門には、アジア映画を代表する14作品が出品される。大賞、監督賞、審査員特別賞、主演男優・女優賞、芸術貢献賞の5部門で賞が授与される。グランプリ受賞作品は映画祭のクロージング作品となる。
さらに、アカデミー賞受賞監督ポン・ジュノや、世界的現象 "KPOPデーモンハンター "の共同監督マギー・カン(https://en.yna.co.kr/view/AEN20250822009800315)など、著名な文化人のキュレーションによる特別プログラム "Carte Blanche "も上映される。
「パラサイト』のポン・ジュノ監督は2000年の青山真治監督作品『ユリイカ』を、マギー・カンは2006年のポン・ジュノ監督作品『ザ・ホスト』を選んだ。
30周年記念、BIFFがコンペティションと「カルト・ブランシュ」プログラムを導入 - 2](img9.yna.co.kr/etc/inne...26011200315_05_i_P4.jpg)
パク・チャヌク監督の新作『No Other Choice』(https://en.yna.co.kr/view/AEN20250819006700315)が【第30回のオープニングに選ばれた】(https://en.yna.co.kr/view/AEN20250804003000315)。オープニングセレモニーの司会は、この映画の主演俳優イ・ビョンホンが務める。
今年は、昨年の224作品から241作品が招待された。市民主導のコミュニティBIFFに選ばれた作品を含めると、上映作品数は328本となる。
また、60年以上のキャリアを持つイタリア人監督マルコ・ベロッキオとフランス人女優ジュリエット・ビノシュの作品にもスポットが当てられる。両者とも直接映画祭に出席する予定だ。
その他、『ラストサムライ』(2003年)で知られる日本人俳優の渡辺謙や、『シェイプ・オブ・ウォーター』で2017年のアカデミー賞監督賞と作品賞を受賞したメキシコ人監督のギレルモ・デル・トロも出席予定だ。また、『イン・ザ・ムード・フォー・ラブ』(2000年)でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞したトニー・レオン・チュウワイも出席する。
注目のイベントとしては、アニメ映画 "KPop Demon Hunters" の特別歌唱上映イベントがある。
最近の注目すべき韓国映画を紹介するBIFFの「コリアン・シネマ・トゥデイ」プログラムでは、5本の韓国映画が特別プレミア上映されることになった。ラインナップは、キム・ビョンウ監督の『大洪水』、ラ・ヒチャン監督の『ボス』、ハ・ジョンウ監督の『二階の人々』、俳優ジョンウとオ・ソンホ監督が共同監督した『オーディション109』、イ・ファン監督の『プロジェクトY』など。
さらに、同映画祭のVision部門では、若手・中堅監督によるアジアのインディペンデント映画23本が上映される。
BIFFは9月17日から26日まで開催予定。
2025年8月26日、釜山南東部の都市で記者会見する釜山国際映画祭の関係者たち](img8.yna.co.kr/etc/inne...26011200315_06_i_P4.jpg)
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