
ソウル4日=和田等】コンテンツ大手CJ ENMのストリーミング・プラットフォーム、Tvingは4日、世界的なストリーミング配信会社Disney+と提携し、グローバル展開の一環として日本のストリーミング市場に参入すると発表した。
同社によると、この提携により、Disney+は水曜日から日本のプラットフォームで「Tving Collection on Disney+」を開始する。
ウォルト・ディズニー社が運営する定額制のOTT(オーバー・ザ・トップ)サービスであるDisney+が、アジア太平洋地域で地元ストリーマーのコンテンツ専用コーナーを開設するのは初めてのことだと、ティンゲンは述べている。
ディズニー+ジャパンは、日本の視聴者向けにTvingのオリジナルシリーズとCJ ENMの世界的ヒット作を特集する。
2025年11月4日、東京で開催されたプレスイベントで、ウォルト・ディズニー・カンパニー・ジャパンの日色保CEOと握手するティンゲンの崔周輝最高経営責任者(CEO)(左)写真はティンゲンが提供
Tvingは、Disney+は、世界のストリーミング・プラットフォームが熾烈な競争を繰り広げている重要な市場である日本において、消費者の強い信頼と忠実なファンベースを築いてきたと述べた。
今回の提携により、Disney+はグローバルおよびローカルな大ヒットタイトルと、爆発的な人気を獲得し続けている韓国のコンテンツを組み合わせ、日本における競争力を強化する。
また、Tvingは、韓国を代表するコンテンツ・プラットフォームとしての認知度を高めると同時に、新市場参入のリスクを最小限に抑えることができるとしている。
両社は今後、より差別化された視聴体験をユーザーに提供するため、さらなる戦略的提携を進めていく予定だ。
「日本における強力なプレゼンスと長い歴史を持つディズニーとのパートナーシップは、Tvingのコンテンツを現地の視聴者に最も効果的に紹介する機会です」と、Tvingの最高経営責任者(CEO)であるチェ・ジュヒ氏は述べた。
「私たちは、より多くのグローバルな視聴者に魅力的な韓国コンテンツを紹介し続け、韓国のトップ・プラットフォームを超え、グローバルな韓国ストリーミング・サービスに成長するよう努力します」と語った。
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